ポケモンBBSぷらす

ここはカロス地方にある海辺の街、シャラシティ。
「メガシンカ」にまつわる伝説を語り継ぐ場所、「マスタータワー」が存在する街。
メガシンカを研究する者たちやメガシンカを使いこなそうとするトレーナーにとっては聖地とも呼べる場所だが、絶景スポットや名物菓子の「シャラサブレ」も存在し、観光地としても一定の人気がある。
だがある時を境にシャラシティに住む人々の中で、『不思議な都市伝説』が囁かれることとなる...

ホープトレーナー♀「ねぇ知ってる？最近街でウワサの怖い話」
ミニスカート「え〜何それ？やめてよ、私そういうの苦手なんだけど〜？」
ホープトレーナー♀「最近シャラシティ中で、非通知で変な電話がかかってくるってウワサなんだけど」
ミニスカート「そんな大げさな...イタズラ電話とか変な勧誘とかじゃないの？」
ホープトレーナー♀「そんな可愛いものなんかじゃないよ、この話は...」
ミニスカート「可愛くはないと思うけど」
ホープトレーナー♀「電話に出た人間は、一部を除いて氷漬けになって死んじゃったのよ」

ホープトレーナー♀「これは偶然ほのおポケモンを持っていたおかげで助かったって言う人の話なんだけど...」
ミニスカート「ちょ、やめてって〜」
ホープトレーナー♀「まず住所を聞いてきて、それでシャラシティ出身だって分かった瞬間『ルカリオ』とか『メガシンカ』とか連呼してくるんだって」
ミニスカート「え、それって...」
ホープトレーナー♀「それで電話をかけられた人、ついカッとなって何か言い返したんだって」
ミニスカート「...」
ホープトレーナー♀「そしたら電話からこんな声が...」
ホープトレーナー♀「...『おまえさん強がるなよ』」
ミニスカート「ひっ」

ホープトレーナー♀「その言葉を聞いた瞬間、電話を聞いていた人の身体が徐々に凍り始めて...」
ミニスカート「ああああああやめてやめてやめて！！！」
ホープトレーナー♀「完全に凍りつく瞬間、彼の手持ちのシシコがボールから飛び出して、ひのこで氷を溶かしたことで一命を取り留めたんだって」
ミニスカート「はぁ、良かったぁ...」
ホープトレーナー♀「言ったでしょ、助かった人の話だって。まるで自分のことみたいに安堵しちゃってさ」
ミニスカート「それでも怖いものは怖いよ！もし自分にかかってきたらって思うと...」
ホープトレーナー♀「ウワサだってウワサ。そんな電話で話している相手を凍らせるなんて超能力、伝説のポケモンでもできないよ」
ミニスカート「でも変な電話がかかるってのはホントなんだよね...？」
ホープトレーナー♀「さぁ？かかってきたことないからわかんないな...あまりにも現実離れしすぎて変な偶然の連続かもしれないし」